PNF研究所

PNF研究所

 

 

こんにちは、御茶ノ水所属の山谷です。

 

シド・ミー 、ジョルジェット・ジウジアーロ、ルイジ・コラー 、マックス・ビル、フェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェ、エットーレ・ソットサス、ピニン・ファリーナ、フィリップ・スタルク、ジョナサン・アイブ、チャールズ・イームズ、渡辺力、深澤直人、H・R・ギーガー……

 

いずれも、私の好きなインダストリアル(工業)デザインや映画などに登場するアートデザインの世界で有名な人たちですラブラブ!

 

インダストリアルデザインとは、例えば自動車や飛行機から家電製品や家具、携帯電話や時計などの身近な小物などのコンセプトやデザインなどを手がける分野のことで、具体的なものだけではなく抽象的な世界観から都市デザイン、大きなイベントのコンセプトやSF映画に出てくる宇宙船やロボット、クリーチャーなどまでも造り(創り)あげることもあります。

 

あまり自分たちには関係の無い人たち……..などと思わないで下さい。

 

例えばジョナサン・アイブは、コンピューターのマッキントシュやiPhoneのデザインを1990年代からずっとアップル社で手がけた人です(残念なことに、ごく最近退社してしまいました)し、シド・ミードはガンダムや宇宙戦艦ヤマトのデザインを手がけたりもしています。

 

御茶ノ水の研究所から歩いて行ける外神田6丁目に『アーツ千代田3331』という3階建ての建物があります。

デザイン事務所やアートスペースやギャラリー、カフェコーヒー、レストランナイフとフォークなどが入っています。

 

元は区立中学校だった建物を改修してアート系の展示などを開催することが多いようですが、教室として使っていたところや体育館を利用して展示スペースなどになっていたり、靴箱がチラシやフリーペーパーの棚に使われていたりとなかなかおもしろい場所で、階段などは”まんま”学校そのものです。

 

ちなみに建物の名前の『3331』は、三本締めで3拍を3回と1拍を1回で、9回拍手に1回「チョン」。

「九」に「一」を足して「丸」く納まる、ということだそうです。

 

 

そんな場所で4月下旬から5月中旬まで(2週間延長して6月初旬まで)、『シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019』という個展が開催されたので行ってきました。

 

 

 

 

日本で同氏の個展が開催されるのは34年ぶりで、約150点の作品が展示され、その中には映画『スタートレック』『エイリアン2』『ブレードランナー』シリーズなどのスケッチ、縦3メートルを超える『ガンダム』のスケッチ画や横5メートル以上の『宇宙戦艦ヤマト』の超精密(ビックリマーク)構造図などたくさんの目を見張る素晴らしい作品を見ることができました。

 

画集や写真集などで見たものもありましたが、やはり実物を見ると感動しますニコニコ

 

 

シド・ミード展はすでに終了しましたが、会期中に3万2千人を超える来場者があったということです(隣のスペースでは『メロンパン・フェス』を開催していました。館内は甘い匂いでいっぱい)。

 

シド・ミードだけではなく、先に挙げたデザイナーたちの作品の写真集は書店にも並んでいます。

 

案外iPhoneやiPadなど知らぬ間に自分の生活に入り込んでいるものもたくさんあるかもしれませんよ!!

 

それらを見たり、手に取って使ったりして、デザイナーたちの素適なレトロ感、現代感、そして彼らの描く未来観などを味わって欲しいと思いますニコニコ音譜

 

ではパー

 

受付時間:9:30~19:00

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